台風一過の秋晴れのもと、家族で三股町にある上米公園に行ってきました。
上米公園は、北諸県郡三股町の高台にあり、桜の名所としても有名です。
今日は9月も下旬だというのに30℃まで気温が上がり、なかなかの暑さにもかかわらずたくさんの子供たちが遊びに訪れていました。
公園内に入ると、フライドポテトとかき氷の出店が来ていました。
この暑さなのでかき氷が売れそうですね。
また三股町で育った人に聞くと、「三股ならやっぱり上米公園でしょ。」と口をそろえて言います。
小さい頃から遊びに来るのはいつも上米公園、思春期に仲間と語り合ったのも上米公園、デートにも上米公園の桜のライトアップ・・・・というように、町民の心の拠り所のようですよ。
『上米公園』のアクセス・駐車場などの基本情報
駐車場は、山の斜面沿いに三か所あります。1か所が約50台ほどでしょうか。
ここはパークゴルフ場もあるので、そちらの駐車場も合わせると140台収容できます。
公園に入るとまず見晴らしの良さに感動!
そして広大な敷地面積に驚かされます。
高台に作られているので、三股町の町やその先の都城盆地が一望でき、遠くに霧島連山を眺めることができます。これは絶景ビューポイントですよ!
住所 |
宮崎県北諸県郡三股町樺山115 |
アクセス |
公共交通:JR三股駅から車5分 車:宮崎道山之口SA(スマートインター)から県道47号経由9km12分 |
入場料 |
無料 |
駐車場 |
140台 |
トイレ |
2カ所有り |
やばい角度の滑り台が2つもある!上米公園で楽しめる4エリア
上米公園の楽しめるエリアは大きく分けて、4エリアあります。
- 東側の複合遊具エリア
- 広大な芝生と水辺エリア
- ロープ-ウェイとローラー滑り台エリア
- 西側の幼児向け遊具のエリア
まずは東側複合遊具エリアに行ってみます。
東側複合遊具エリア
駐車場から一番近い、新しい遊具のエリアで、小さな幼児から小学生まで遊べるアスレチックです。
子供達に人気の急こう配滑り台や、ザイルクライミング(ロープジャングルジム)があります。
ザイルクライミングは、みた感じ難易度が高そうなのですが、我が家の3歳の末っ子も臆することなくガシガシと登っていきました。
「ひとりで登れたよ~!」とてっぺんで手を振っています。
この複合遊具、一番上まで登るとかなりの高さになるんです。
下から見上げたときに、小さいお子さんだと見えなくなってしまうほど。
この遊具でかくれんぼをしたときに、子供が一番てっぺんに隠れていて、なかなか見つけられませんでした。
でも遊具のてっぺんからの景色は素晴らしかったです。
この公園、実は、やばい角度の滑り台が2つあるんです。
そのひとつがこのエリアの複合遊具の中にあります。
直線で急こう配の滑り台なのでかなりのスピードがでて、上手にバランスをとって着地しないと、勢いがつきすぎて着地後に前につんのめります!
広大な芝生と水辺エリア
芝生ではバトミントンや大縄跳び、フリスビーなどを楽しんでいるファミリーがいました。
我が家は、芝生のなかのイチョウの木陰にテントをはりました。
運動会が近かったので、私は真ん中の子と一緒にかけっこの練習をすることに。
100m走は余裕の広さですね。
しかし、この気温だったので全力疾走したら私の方が汗だくになってしまいました。
岩で舗装された水辺エリアに行ってみると、一番上の子が「アメンボがいる!」と大騒ぎ!
さっそく長い木の枝を拾って捕獲しようと試みていました。
アメンボのほかにもゲンゴロウも生息しているみたいです。
ロープ-ウェイとローラー滑り台エリア
芝生の南側には遊歩道をはさんでさらに高台が広がっており、ロープ-ウェイとローラー滑り台エリアがあります。
高台の斜面では天然の草スキーをして遊ぶこともできます。
でも、距離が少し短いので大きなお子さんだと少し物足りないかもしれませんね。
ロープ-ウェイはお尻を載せる部分が柔らかいボール状になっているので、年中・年長さんぐらいなら一人でも飛び乗れます。
そして、このエリアにも「やばい角度の滑り台」パート2が存在します。
こちらはウェーブスライダーとなっていて、あまり小さなお子さんにはおススメしません。
勢いがつきすぎてウェーブ部分で大きくバウンドしてしまい、大人でも大声をあげています。
うちの真ん中の子はバランスを崩してころがり落ちるように滑り降りてきました!!
怪我なく笑っていたのでまだ良かったですが、こんなクレイジーな滑り台が2つもあるなんて、おそるべし上米公園です!
高台に登ると、長いローラー滑り台の入口です。
さっそくみんなで滑ってみましたが、カーブではかなり失速してしまい、腕で一生懸命押さないと進みませんでした。
でもスピードが出ない分、小さなお子さんでも怖がらずに滑ることができそうです。
西側の幼児向け遊具のエリア
滑り台を滑ると、西側の幼児向け遊具エリアに到着です。
木製の遊具と砂場もあります。
駐車場に近い東側エリアの遊具は、運動量の活発な大きな小学生も多くて、そのわきをよちよち歩きの小さなお子さんが遊んでいるのを見ると、ちょっと危ないな~と思うこともしばしば。
ですので、小さなお子さんはこちらの西側の幼児向け遊具がおススメです。
ここなら安心してお子さんを見守ることができますよ。
この西側は、おそらく昔の公園の入り口だったと思われます。
時計台と十二支の石のオブジェがあるのですが、意外とこれが小さい子に大人気。
かわいいデザインのネズミ、牛、トラ、と順番に背中に座って、イノシシでぐるっと一周するようになっています。
うちの子供達もお気に入りのようで、順番に座ってまわっていました。
トイレが2か所。洋式は1か所しかないので要注意!
公園の広さが尋常ではないので、お手洗いは2か所あるのですが、西側のトイレが古く、男子用トイレと和式トイレしかありません。
東側のトイレは、新しく作られたものらしく、多目的トイレ、洋式トイレ、おむつ替えシートも設置されています。
小さなお子さん用の遊具は西側にあるのに、おむつ替えシートが西側エリアにないのは、ちょっと不便かなあと感じました。
芝生にはったテントの中や、レジャーシートで青空のもとオムツ替えをしている人が多いのは無理もないかな、という感じですね。
これだけ広い敷地なので、正直、青空オムツ替えしていてもあまり気にならないです。
ただ、トイレトレーニングが完了したばかりの年齢のお子さんは、洋式トイレが遠いので早め早めの声掛けが必要かもしれないですね。
あと、トイレットペーパーが切れることも多いようですので、ポケットティッシュをお忘れなく。
まとめ
とっても暑い一日でしたが、季節は秋も真っ盛りだったので、公園のイチョウはすっかり散りおわり、残念ながら黄色いじゅうたんは見れませんでした。
その代わり、ものすごい臭いをはなつ、銀杏の実がいっぱい落ちていて、子供達はうへ~と鼻をつまんでいましたよ。
上米公園は500本もの見事なソメイヨシノが有名なので、今度は是非桜の季節にも遊びに来たいと思います。
今回は、北諸県郡三股町にある「上米公園」をご紹介しました。
小さい子から大きい子まで、見晴らしのよい広大な敷地内で思い切り遊べます。
公園の端から端まで移動するだけでも、相当の運動量になりますよ。
子供だけでなく大人も「上米公園」に行った日は、ぐっすり眠れること間違いなしです!