オロナインは常備薬として置いてあるご家庭も多いですよね。
すりきずややけど、ニキビにも効くのでケガなどをしたらとりあえずオロナインを塗っておこうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでオロナインがニキビにも効くからといって顔に塗る場合、塗ったまま寝ても大丈夫なのか?どうなるのか?が気になるところです。
結論から言いますと、いつ塗っても塗ったまま寝ても問題はありません。
もちろんニキビ以外の効能についても同じです。
日中は化粧もすることもあり、オロナインのべたつきが気になるので夜寝る前に塗ることが多いかもしれませんね。
そのほかにも、オロナインが唇の荒れやあせもにも効くのかや危険性についてもご紹介しますので、よかったらチェックしてみて下さいね。
オロナイン塗ったまま寝るとどうなる?
オロナインは、いつ塗っても塗ったまま寝ても問題はありません。
日中は化粧との重ね塗りで肌への負担やべたつきが気になったり、活動的な動きや衣服のこすれでとれてしまい効果を感じにくいかもしれませんね。
なので夜寝る前に塗ったまま寝る方がじっくりと効果を実感できたという人は多いのではないでしょうか。
オロナインの効果や効能は、
- ニキビ
- 吹出物
- はたけ
- やけど(軽いもの)
- ひび
- しもやけ
- あかぎれ
- キズ
- 水虫(じゅくじゅくしていないもの)
- たむし
- いんきん
- しらくも
となっています。
オロナインをニキビ顔に塗る効果は?
ニキビは過剰に分泌された皮脂が毛穴をふさぎ、その中でアクネ菌が繁殖して炎症を起こした状態を言います。
オロナインの主成分はクロルヘキシジングルコン塩酸液で、殺菌作用があり主に殺菌・消毒薬として広く使用されている成分です。
なのでオロナインを塗るとニキビの原因であるアクネ菌を殺菌して炎症を抑える効果が期待できるんですね。
顔に塗る場合にニキビの部分にのみすりこみ、顔全体に塗らないようにしましょう。
なぜなら消毒薬を顔全体に塗ることと同じ状態となってしまい、肌に必要な常在菌まで殺菌してしまう可能性があるからです。
そのため肌が荒れてしまったということになるおそれもあるので気を付けましょう。
オロナインは唇の荒れにも効く?
唇は顔の皮膚と比べて角質層が薄くデリケートな部位です。
オロナインの主成分は殺菌作用に優れていて、刺激が強いのでデリケートな部位には適していません。
唇の荒れもただひび割れしているだけではなく、「口唇ヘルペス」や「口角炎」などの疾患だったという場合もあります。
その場合は疾患に適した飲み薬などの治療も必要となります。
また唇にオロナインを塗ると口の中に入ってしまう可能性も高いので、安全面からもやめておいた方がいいでしょう。
オロナインはあせもにも効く?
オロナインの効能にあせもはありません。
また使用上の注意事項に「湿疹(ただれ、かぶれ)には使用しない」とあるため、あせもに使用するのはやめておいた方がよいのでしょう。
しかし実際にあせもに塗って効果を感じたという声も見受けられます。
それはオロナインの主成分による殺菌作用の働きで、あせもができている肌の内部の炎症が抑えられたという可能性が考えられます。
そういった要因もありますし、オロナインは常備薬として置いてある家庭もあって、ステロイド非配合で安心なため使用する方が多いようです。
オロナインの危険性はある?
オロナインの使用には副作用が起こりうる可能性があります。
しかし多くの薬には副作用が起こる可能性があるので、オロナインに限ってではありません。
オロナインの使用で起こりうる副作用については、
- 発疹
- 発赤
- かゆみ
- はれ
- 乾燥
- ひびわれ
です。
またまれにアナフィラキシーと呼ばれるアレルギー反応が起こることもあります。
それは使用後すぐに、
- 皮膚のかゆみ
- じんましん
- 声のかすれ
- くしゃみ
- のどのかゆみ
- 息苦しさ
- 動悸
- 意識の混濁等
があらわれるといった症状です。
このような症状がでた場合は、すぐに治療しなければ命に危険が生じることもあるので、医師の診療を受けてくださいね。
まとめ
今回は、オロナイン塗ったまま寝るとどうなる?についてお伝えしました。
結論から言いますと、いつ塗っても塗ったまま寝ても問題はありません。
しかし日中は化粧との重ね塗りで肌への負担やべたつきが気になったり、活動的な動きや衣服のこすれでとれてしまい効果を感じにくいかもしれませんね。
なので夜寝る前に塗ったまま寝る方がじっくりと効果を実感できるのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。