トマト味噌汁まずかった…
そもそもトマトの青臭さや酸味が苦手…
味噌汁の具材にトマトってまずそう…
でもトマト味噌汁って体にいいみたいだから食べたい。
どうすればトマト味噌汁をもっと美味しく食べることができる?
こういう感想や印象、希望をもった方も多いのではないでしょうか?
参考になればと下記のように内容をまとめました。
- トマト味噌汁はまずいと言われる理由
- トマト味噌汁の美味しい食べ方【オリーブオイルやバターでコクがUP】
- トマト味噌汁が体に良いと言われる理由
- トマト味噌汁の痩せる効果はある?
トマト味噌汁を美味しく食べるきっかけになると思うので、最後まで読んでみて下さい!
トマト味噌汁はまずいと言われる理由
「トマト味噌汁はまずい」と言われる理由の例を挙げてみました。
- 「味噌汁の具材にトマトはない」という先入観
- もともとトマトの青臭さ・酸っぱいのが苦手
- トマトの青臭さ・酸っぱいのが味噌汁に合わない
では、1つずつ見ていきましょう!
「味噌汁の具材にトマトはない」という先入観
味噌汁に生のトマトは入れないでしょ…
という先入観も大きいのではないでしょうか?
それは生のトマトはサラダとして食べることが多いからです。
火を入れる料理にしても思いつくのは洋風で、生のトマトを和風で使う料理が思い浮かばない印象です。
なので、トマト味噌汁と聞いて衝撃を受けた人もいますよね。
もともとトマトの青臭さ・酸っぱいのが苦手
トマトの青臭さと酸っぱいのが苦手なんだけど…
という人も多いのではないでしょうか?
実際に私もトマトの青臭さと酸っぱいのが苦手です。
トマトをサラダに入れても自分の皿にはのせません。
トマト嫌いな人には、トマト味噌汁は「まずい」としか思えないし、作ろうとも思いませんよね。
トマトの青臭さ・酸っぱいのが味噌汁に合わない
トマトの青臭さと酸っぱいのが味噌汁に合わないよ…
という声も多いのではないでしょうか?
トマトの青臭さと酸っぱさが、味噌汁になじまない、しっくりこない。
別々に食べた方が美味しい=「トマト味噌汁はまずい」という声ですね。
トマト味噌汁の美味しい食べ方【オリーブオイルやバターでコクがUP】
トマト味噌汁がまずいと言われる理由はわかったけど、どうすれば美味しく食べられるのかな?
トマト味噌汁の美味しい食べ方の例を挙げてみました。
- オリーブオイルやバターでコクを出す
- トマトを油で炒める
- 甘いトマトを選ぶ
- トマトの種を取る
オリーブオイルとバターでコクを出す
トマト味噌汁にオリーブオイルやバターを入れるとコクがでます。
トマト味噌汁の仕上げにオリーブオイルやバターを入れるというレシピが多いですね。
それはトマト味噌汁のうま味にオリーブオイルやバターを加えることで、より味に深みや広がりを感じるからでしょう。
またオリーブオイルやバターを入れて乳化させることで、まろやかな味わいとなります。
酸味自体は消えないですが、とがった酸味がやさしい風味になるということですね。
トマトを油で炒める
トマトの酸味を感じる成分は「クエン酸」です。
「クエン酸」は175℃の熱で分解します。
水の沸点は100℃なので、沸騰したお湯の中にトマトを入れても酸味は残ったままですね。
しかし揚げ物をする時を参考にしても、油は180℃以上の熱にすることもできます。
なので油で炒めることで「クエン酸」を分解し、酸味を抑えることができますね。
甘いトマトを選ぶ
トマト味噌汁には甘いトマトが合っています。
青臭さと酸っぱさが少ないからですね。
トマト味噌汁には、完熟トマトやフルーツトマトなど甘いトマトを選ぶといいでしょう。
トマトの種を取る
トマトの種やゼリー状の部分は、酸味を強く感じます。
なのでトマトの種やゼリー状の部分を取って調理すると、酸味を抑えることができますね。
トマト味噌汁が体に良いと言われる理由
トマトには赤い色素成分「リコピン」が多く含まれています。
「リコピン」は抗酸化作用があり、活性酸素による老化や病気などを抑える効果があります。
トマトは「リコピン」の他にも豊富な栄養素や成分をもっており、体に良い働きがありますね。
- リコピン…脂肪燃焼・肌の老化予防・抗酸化作用・コレステロールや血糖値・血圧
- ペクチン…整腸作用や生活習慣病予防
- ビタミンC …コラーゲンの生成・免疫力アップ
- グルタミン酸とアスパラギン酸…知能アップ・疲労回復
- クエン酸…胃腸の活性化・血糖値上昇を抑制
- ルチン…血圧の降下作用
そして味噌は腸内環境を整える作用のある発酵食品です。
味噌はその他にも、美白効果(遊離リノール酸)や動脈硬化の予防にも期待できます。
トマト味噌汁は、トマトと味噌の両方の効果が期待できるので体に良いと言えますね。
トマト味噌汁に痩せる効果はある?
トマトのリコピンと味噌の大豆たんぱく質の成分には、脂肪燃焼を促すやせホルモン「アディポネクチン」を増やす作用があります。
またトマトはリコピン以外にも整腸作用(ペクチン)や血糖値上昇をおさえる成分(クエン酸)もありますね。
味噌に含まれる植物性乳酸菌とメラノイジンには、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
味噌汁にすると、野菜に火が通りかさがへり量がとれることから食物繊維も多くとりいれることができますね。
なのでトマト味噌汁は、痩せたいという人が食べるにはぴったりな料理と言えるでしょう。
まとめ
トマト味噌汁は、工夫すれば美味しく食べられるということがわかりました。
もう一度「トマト味噌汁の美味しい食べ方【オリーブオイルやバターでコクがUP】」をまとめておきます。
- オリーブオイルやバターでコクを出す
- トマトを油で炒める
- 甘いトマトを選ぶ
- トマトの種を取る
トマト味噌汁は健康にも良いし、痩せたい人にもぴったりな料理なので、積極的に取り入れたいですね!