黒ずみや尿石に汚れたトイレ掃除の仕方がわからなかったり、汚れの予防策をしていなかったりしませんか?
私は掃除が好きではなく、ついつい後回しにしたり、ブラシで便器内をさっと擦るだけ、トイレシートでさっと拭くだけと適当に掃除していました。
その結果、掃除をサボった証の黒ずみリングと、縁裏にはザラザラとした尿石が出来てしまい綺麗好きな夫にかなり怒られてしまいました。
黒ずみも尿石も、一度出来てしまうとなかなか落とすのが大変なんです。
いくらブラシでゴシゴシと力を入れて擦っても、まったくきれいになりません。
こびり付きをヘラで削り取ってみましたがやりづらく、便器を傷つけてしまいそうで断念しました。
ちゃんとやっておけばこんな面倒なことにはならなかったのにと本当に後悔しました。
そんな黒ずみや尿石で汚れたトイレでも、ちゃんと汚れに合った洗剤を段階的にアプローチする事で、綺麗にすることができたんです。
なので、黒ずみや尿石に段階的にアプローチしてきれいになったトイレ掃除の仕方や、汚れの予防策についてお伝えします。
トイレ掃除の仕方は?黒ずみや尿石に段階的にアプローチして汚れを落とします!
トイレ掃除の最大の敵は『黒ずみ』です。
黒ずみの主な原因はカビ・雑菌・ホコリ・尿石・水垢ですね。
掃除の際、綺麗に汚れを取りきれず蓄積したこれらが酸化してこびりついてしまうと黒ずみに変身します。
こうなってしまうと擦り洗いだけでは落とすのは難しい。
そして黒ずみは何が原因で出来たかによって使用する洗剤が変わってきます。
ですが一体何が原因なのかを特定するのは難しいですよね。
なので段階的にアプローチする掃除の仕方で試してみました。
トイレの汚れを落とすために用意するもの
- ゴム手袋
- トイレブラシ
- クエン酸
- 塩素系漂白剤
- トイレ用酸性洗剤
- 重曹
※洗剤によっては使用出来ない材質もありますので注意事項をしっかり読んでから使用して下さい。
①塩素系漂白剤を使ってみる
カビや雑菌による黒ずみの場合、塩素系漂白剤が効果的です。
漂白剤には主に『塩素系』と『酵素系』の2種類ありますが、強力な漂白力と殺菌消臭効果のある『塩素系』漂白剤を使用します。
トイレ用に限らず、キッチンで使用する漂白剤や浴槽用でも問題ありません。
黒ずみが出来ている所にしっかりかけて2分〜5分ほど放置します。
あとはトイレブラシで軽く擦って水を流します。
ジェル状のものであれば密着性も増すので縁裏などにはカビ取りジェルがオススメです。
なければ縁裏に洗剤をかけたあとトイレットペーパーでパックをし、しっかりと洗剤を縁裏に密着させましょう。
この方法はささっと出来ますが、強い洗剤になるので手袋をして目や皮膚、他の色物や金属に付かないよう気をつけて下さい。
トイレは狭いので換気をしっかり行ってくださいね
②トイレ用酸性洗剤を使ってみる
漂白剤では落ちなかった黒ずみは、もしかしたら水垢や尿石が原因かも知れません。
次は酸性洗剤でアプローチしてみましょう。
黒ずみが気になる部分にトイレットペーパーを敷き、酸性洗剤を染み込ませパックします。
30分〜1時間放置し、トイレットペーパーを取り除きブラシで擦り洗いをします。
便器の黄ばみが気になる方は、この方法も効果的です。
ここで注意すべき点は塩素系漂白剤と酸性洗剤を同じ日に使用しないという事です。
2つの洗剤が混ざり合ってしまうと有毒ガスが発生してしまうので気を付けましょう。
③重曹+クエン酸+(研磨ブラシ)を使ってみる
縁裏は特に尿が付きやすくブラシでの掃除がしづらい場所なので、汚れやすく臭いが出やすい箇所ですね。
酸性洗剤で取れなかった尿石へは、重曹とクエン酸の粉末を1:1の割合でまぜ、少量の水で溶かしペースト状にしたものを塗っていきます。
30分ほど置いたあとブラシで擦って落としていきます。
トイレ縁裏用のブラシも販売されていますので、場所によってブラシを使い分ける事で磨きづらい場所も綺麗にする事が出来ますよ。
頑固な尿石で普通のブラシでは落ちない場合、研磨出来るブラシも販売されていますのでそちらで削り落としていきます。
ここで注意すべき点は研磨ブラシはあまり強く擦らない事ですね。
便器によっては研磨することでコーティングが剥がれたり、傷ついた部分に汚れが溜まりやすくなってしまうからです。
通常のブラシで落ちない場合、汚れた部分をピンポイントで研磨しましょう。
トイレの汚れ予防策は?
ここまでトイレの汚れを綺麗にできれば、後は維持するだけです。
しかし毎日掃除するなんてやっぱり大変ですよね。
そこでトイレスタンプや、置き型洗浄剤などを使用することで水を流すたびに洗剤が便器内に行き渡ることによって汚れを予防する事が出来ます。
私は今では週1回、以下のトイレ掃除をしていますが綺麗なトイレを維持出来ていると思います。
- 便器を洗剤で隈なく擦る
- トイレシートで便器や壁床の拭き取り
- 縁裏を洗剤で掃除
- トイレスタンプを使用
トイレスタンプを使用しているのですが、体調を崩し何週間か掃除ができなかった時、以前のような黒ずみは出来にくくなっていました。
いつものように流しているだけなのにとても助かりますよね。
黒ずみや黄ばみをまず作らないように頻繁に掃除をする事が、トイレを清潔に保つためにはやっぱり大切なんですね。
まとめ
今回は、黒ずみや尿石に段階的にアプローチしてきれいになったトイレ掃除の仕方や、汚れの予防策についてお伝えしました。
黒ずみの原因によって、汚れに効くトイレ掃除の仕方が違うことが、経験を通してわかりました。
それぞれの洗剤がどんな汚れに効果的かを理解する事で、トイレを綺麗に保つ事に役立つと思います。
今回使用した洗剤の中にはお風呂やキッチンの掃除にも使えるアイテムもありますよ。
もしトイレ掃除をさぼってしまって、黒ずみや尿石の汚れに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
そして汚れの予防策をしておけば、黒ずみや尿石ができることはないと思いますよ。