最近では共働きの家庭も多く、急に雨が降っても洗濯物を取り込めないとか朝に干す時間がなくて夜に部屋干しをする方も多いですよね。
しかし部屋干しすると乾きにくいため雑菌が増え、生乾きの臭いの心配があります。
そこで部屋干しで素早く乾かす方法が気になるところです。
結論から言いますと、部屋干しはサーキュレーターだけで乾かすことができます。
そのほかにも、サーキュレーターの置き方や電気代に除湿器とどちらがいいかや早く乾かすグッズもご紹介しますので、よかったらチェックしてみて下さいね。
部屋干しはサーキュレーターだけで乾く?
部屋干しはサーキュレーターだけで乾かすことができます。
それはサーキュレーターを使うと、
- 洗濯物の周りの蒸発した湿った空気を風で飛ばして乾いた空気と入れ替えることによって、蒸発した水分を拡散しやすくなるから
- 洗濯物の下部分は水分がたまりやすいので、下から上へ風をあてることで効率的に洗濯物を乾かせるから
- 上下左右に首振りできるので洗濯物全体に風があたるから
ですね。
とは言え、留守中などで部屋をしめきっていると、洗濯物からでた湿気により湿度が高くなり乾きにくくなります。
その他にも「生乾きの臭い」や「部屋にカビが発生する」などのトラブルの原因にもなりますね。
なので換気をする必要があります。
家にいる場合は窓をあけて外の空気を取り込み日の光があたるようにすることもできますが、留守中の場合はそういうわけにはいきません。
換気扇だけはつけるのを忘れないようにしたほうがいいでしょう。
また換気扇と併用して「エアコン」や「除湿器」も使用すると早く乾き、トラブルの発生も防げますよ。
部屋干しするときのサーキュレーターの置き方は?
部屋干しをするときは、下から上へ風をあてると効率的に洗濯物を乾かせます。
なぜなら洗濯物の下部分に水分がたまりやすいので、そこに風をあてると蒸発した水分を拡散でき洗濯物が乾きやすくなるからです。
なので部屋干しをするときのサーキュレーターの置き方は、洗濯物の下方向から風があたるように置くといいでしょう。
サーキュレーターの首の角度は上下90度に動かせるものが多いので、真下や斜め下から風を送ることができます。
そして首振り機能を使うと広範囲に風がまんべんなくあたるので、部屋干しする洗濯物が多い場合は是非使いたい機能ですね。
部屋干しでサーキュレーターをつけっぱなしにした電気代は?
サーキュレーターの電気代は、
- サーキュレーターの消費電力
- 契約している電力会社
によって変わってきます。
またサーキュレーターの消費電力は、
- 何畳対応の製品であるか
- 風量の強弱や首振り機能の使用状況
- モーターの種類(DCモーター・ACモーター)
によっても違いますね。
最近のサーキュレーターはDCモーター製品が主流となっています。
ACモーター製品よりDCモーター製品の方が消費電力が小さいからでしょう。
サーキュレーターの消費電力を25W、電気料金目安単価27円/kWhを基に算出すると、1時間当たり0.675円になります。
サーキュレーターを1日8時間使用した場合の電気代は、5.4円になりますね。
メーカーの方で1日の標準の運転時間を8時間と設定しているところが多いので、24時間つけっぱなしは故障や寿命を縮める原因になるのでやめておいた方がいいでしょう。
部屋干しにはサーキュレーターと除湿器のどちらが良いか?
除湿器は空気の湿気を取り除いた乾燥風を洗濯物にあてて湿気をとばすので、早く洗濯物を乾燥することができます。
しかし風を送る範囲は広くありません。
なので部屋干ししたい洗濯物の量が多い時は、風があたらないところもできてしまうのが難点です。
そこでその難点を解消するのがサーキュレーターです。
サーキュレーターを一緒に使用すると広い範囲に風を送ることができるのです。
部屋干しには家族が多い家庭など洗濯物の量が多い場合には、除湿器とサーキュレーターの同時使いが最強の組み合わせと言えますね。
しかしそんなに洗濯物の量は多くなく、換気が十分にできるならサーキュレーターだけでもいいでしょう。
その他にも除湿器はサーキュレーターとくらべて消費電力が高いので電気代が高くなることを理解して同時使いするか、またはどちらかを選ぶといいのではないでしょうか。
部屋干しで早く乾かすグッズもご紹介!
部屋干しで洗濯物を早く乾かすためにサーキュレーターや除湿器の働きをもっと効率よくできるグッズがあります。
例えば、空気が通りやすいハンガーや湿気を取ってくれる商品などがありますよ。
また一人暮らしの洗濯物の量でしたら、小型乾燥機もお手軽ですね。
まとめ
今回は、部屋干しはサーキュレーターだけで乾く?についてお伝えしました。
結論から言いますと、部屋干しはサーキュレーターだけで乾かすことができます。
しかし素早く乾かして「生乾きの臭い」や「部屋にカビが発生する」などのトラブルの原因をさけるためにも換気は必要ですね。
換気が十分にできないと不安がある場合は、除湿器の併用も考えてみて下さいね。
参考になれば幸いです。